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いつかはゆかし徹底検証 - アブラハム・プライベートバンクの財務・経営状況

2013.02.25.Mon.00:04
的確かつ綿密な分析を行い、世の不正を糺すべく立ち上がった吊られる男様の「いつかはゆかし徹底検証 - アブラハム・プライベートバンクの財務・経営状況」を見て、私も思うところを書くことにした。


投資関連の記事を書くと、毎回シャネル女史のお叱りをうけるので、なるべくさらっと思うところを書こうと思う。アブラの分析はもっと優れた頭脳をもつブロガーさんが多数行っているので、そちらを参照して頂きたい。


さて吊られた男様のブログによると、アブラハムプライベートバンクの財務、収益の状況が載せられている。

e56acbc8.png(http://blog.livedoor.jp/tsurao/archives/1763635.htmlより引用)

これらは日本投資顧問協会の投資助言・代理会員台帳の数字である。おそらくは監督官庁である関東財務局へ出す年次の事業報告書に準じたものであろう。

ちなみにこれら報告書は誰でも閲覧可能にて、決算後3か月以内の提出を義務付けられている。

従って平成24年7月の数字も関東財務局にて閲覧可能であり、追々投資顧問協会の台帳にも載ることだろう。


吊られる男様の「いつかはゆかし徹底検証 - アブラハム・プライベートバンクの財務・経営状況」による綿密かつ簡潔な分析によると、吊られる男様は以下のように結論付けている。

●ポイント1:純資産がマイナス
グループ会社なので単体で結論を出すのは早計ですが、単独で見た時には債務超過です。
平成22年にはすでに純資産がマイナスですが、平成23年には減収&15名の社員増という規模拡大のためか年間純損失が拡大して、純資産のマイナスが年間収益の倍近い額になっています。


●ポイント2:投資助言報酬の減少
フローに目を移すと、売上の減少、特に投資助言報酬の減少が目につきます。金額で1570.3万円、率にして42%の減収です。

(転載おわり)


アブラハムプライベートバンクの親会社たるアブラハムグループホールディングズ全体の収益構造に関しても、吊られた男様は推測している。以下に転載しよう。

40d4377f_20130224230138.png

左二つの箱の事業主体は分かりませんが、プライベートクラブ「YUCASEE(ゆかし)」は会員から料金は一切取っていないとのことですし、「海外投資新聞」「YUCASEE Media」も特に有料ではありませんので、ここから得られる収入は広告収入でしょうか。
アブラハム・グループ・ホールディングスを頂点とするグループの収益は左2つの箱の広告収入 & 右2つの箱の投資助言フィーとなりそうです。(ここに書かれていない収益源はあるかもしれません)
(転載終わり)


流石である。以下のような反論(funicco予想)が来ることを予想して、あらかじめその余地をさりげなく潰しておいたのであろう。

「アブラハムプライベートバンクはアブラハムグループホールディングスの子会社でありまして、プライベートバンクの方が債務超過で赤字でありましても、親会社であるアブラハムグループホールディングスの収益構造は万全でございます。なおアブラハムグループホールディングズは持ち株会社にて非上場のため、売上および収益に関しては社内規定にて非公表でございます。」(これはあくまでフィクションである)


アブラハムプライベートバンクの企業情報ページを見てみよう。

本社所在地は〒105-0001 東京都港区虎ノ門5-12-1 虎ノ門ワイコービル5Fで同一。役員構成もホールディングスの6人中5人がプライベートバンクを兼務している。

役員報酬がいくらだかはわからないが、プライベートバンクが1億円近い大幅な債務超過、営業収益も前期比20%の減益にて平成23年度で5500万。役員5名と従業員の人件費だけを考えてもかなり苦しいと言わざるをえない。

そうなると親会社たるホールディングスがそれなりに儲けていると推測できよう。その辺は吊られた男様も不思議に思っているようだ。

アブラハムプライベートバンクカスタマーサービスによる迅速なコメント返信が求められよう。

実はアブラハム・グループ社長日記(公式)2011年9月2日付の日記中に

アブラハム・グループ(アブラハム・グループ・ホールディングス株式会社、アブラハム・プライベートバンク株式会社)が増収増益で前期決算(2010年8月-2011年7月末)を締めることができました。とある。

・この期の決算は1億近いマイナスだったのでは??前の期も5千万近い赤字だったはず???

・アブラハムグループ(アブラハム・グループ・ホールディングス株式会社 + アブラハム・プライベートバンク株式会社)と考えると、ホールディングスが1億を超える増収続きってことになるのかな???


ちなみにどのくらいの増益だったのかは文中にグラフがある。以下に載せてみる。

増収増益グラフ



2008年から4期連続増収増益ってことなのね!

しかしグラフの縦軸の目盛がない。。。

こんなのは報告の基本ではないかい?

4年で3倍強になってるようだけど、100円が400円になったのか、10億が40億になったのかわかんないじゃん!

まさか東大出のお方がこんなミスをするなんて、、、普通はありえないと思いますけど。

うがった見方をすれば、急成長には違いないが、とても実数を出せる額ではないってこと???

増収増益で検索すると2009年12月30日の記事がヒットした。

関東財務局に行けば、2009年のアブラハムプライベートバンクの事業報告書を閲覧できる。いろんな事実が出てくるだろう。

そういえば2012年は増収増益って書いた記事はひとつもないようだけど、どうなんだろう???

アブラハム関連の公式サイトも、数々の応援サイトにも実際の収益や利益の数字は一切出てこない。

このあたりも非常に謎である。。。

増収増益が続いているなら、まっさきにプレスリリースを出して宣伝する会社だと思うのだが。

挙句の果てには、就活学生の見るマイナビサイトでは、資本金及び準備金:5億1,000万円 売上高:当社規定により非公開 とある。

売上高は企業の顔、収益利益は企業の心臓、そんなのを全く書かずに侵入社員を100人も募集するの???

代わりと言ってはなんだが、2012年には売上高や収益利益の数字の代わりに「契約額の累積額」を大きくアピールしているようだ。

確かに投資顧問会社にとっては契約額が売上高に相当すると言っても良い。

情報の受け手は、契約額から収益や利益を予想することにもなる。

だが、、、そのあたりに関しても吊られる男様は「いつかはゆかし徹底検証 - 本当の投資顧問契約額はいくら?」と題して綿密なる分析にて疑問を投げかけている。この辺に関しても私なりに思うところを次回に書こうと思う。


シャネル女史


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